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一言居士です。これだけは聞いて欲しいと思っていることを書かせていただいております。
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横綱朝青龍(27、高砂)が名古屋場所6日目の18日から休場することになった。左ひじ内側側副じん帯を損傷、3週間の安静加療が必要と診断された。前日の5日目、平幕の栃乃洋にも押し倒されて土俵下まで転落、2敗目を喫していた。朝青龍の休場は巡業を休んでモンゴルでサッカーをして2場所出場停止処分を受けた昨年の九州場所以来、5度目。

 場所前から右足首の不調を訴え、初日に小結豊ノ島戦に敗れ、5日目には栃乃洋に史上2位、現役では最多の12個目の金星を献上した。朝青龍はなかなか調子が上がらない理由を「右足がねえ」と力なくつぶやいていた。右足首の負傷で、場所前の稽古でも初場所まで28連勝もしていた大関琴光喜に2日に渡って5連敗を喫し、初日直前には3日連続して稽古を休んでいた。

 しかし、それ以上に大きいとみられているのが心の傷だ。前日、元小結旭鷲山で、先月のモンゴルの国会議員選挙でトップ当選したダバー・バトバヤルさん(35)が名古屋場所にやってきて、師匠の大島親方(元元大関旭国)が部長をつとめる巡業部で「モンゴル巡業が行われる8月末はやり直し選挙と重なり、暴動再発の危険がある」と現地情勢を説明。前向きに進めてきたモンゴル巡業を一転して取りやめる公算が大きくなってきた。

 バトバヤルさんは現役時代、朝青龍と場外バトルを繰り広げた因縁の相手。白鵬の入門を仲介したことでも知られている。朝青龍はこれまでモンゴル巡業実現に精力的に動いており、この仇敵のとんだしっぺ返しに「あの野郎」と怒り心頭。協会首脳が尻込みしていることを知って、やる気をなくしたと協会関係者はみている。この休場がハプニング引退につながらないか、新たな心配も出てきた。

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