やっと辞職ですかという心境ですね。
大阪・枚方市長が辞職
大阪府枚方市発注の清掃工場をめぐる官製談合・汚職事件で、競売入札妨害(談合)罪で起訴された市長の中司宏被告(51)は、辞職願の提出から20日目となる10日午前0時で辞職した。出直し市長選(今月16日告示、23日投開票)には、無所属新人3人が立候補を表明している。中司被告は平成7年の市長選で初当選。今年4月に4選を果たした。7月31日に逮捕、8月20日に起訴されていた。
中司宏は1956(昭和31年)3月11日、大阪府枚方市生まれ。79年、早稲田大第一文学部卒、同年4月、産経新聞社に入社。京都総局を経て、政治部。中曽根首相番、田中派(竹下派)担当記者。87年、大阪府議会議員に最年少で当選。2期を務め、「阪神大震災をきっかけに、災害に強いまち」を掲げて95(平成7)年4月の枚方市長選に立候補し初当選した。行財政改革を進める一方で、医療や幹線道路などのインフラ整備に取り組み、在任2期目の2000(同12)年、枚方市は「特例市」に昇格している。 07(同19)年6月現在、中司氏は大阪府市長会会長、日本非核宣言自治体協議会副会長も務めている。
枚方市(ひらかたし)は、大阪府北東部の京都府・奈良県の府県境に位置する日本の市。京街道の宿場町、七夕伝説やひらかたパークの菊人形展で知られる。大阪府の北河内を代表する都市でもある。
汚職(おしょく)とは、公職にある者が、その地位や職権を利用して収賄や個人の利益を図る不正行為を行うことをいう。また汚職のうち、政治にからむ大規模な贈収賄事件や、犯罪の事実が特定しにくく判決のむずかしい裁判事件のことを、特に疑獄(ぎごく)という。
なお汚職の語源は「職をけがす」という意味の「瀆職」(涜職)(とくしょく)で、「瀆」が当用漢字に入れられなかったため、言い換えられて「汚職」になった。