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一言居士です。これだけは聞いて欲しいと思っていることを書かせていただいております。
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ノーベル平和賞の候補となっていた中国人人権活動家、胡佳氏(35)=国家政権転覆扇動罪で服役中=の妻、曽金燕さん(25)と長女、謙慈ちゃん=昨年11月生まれ=が北京五輪期間中、当局により、自宅から500キロ離れた遼寧省大連市のホテルに連行され軟禁されていたことがわかった。曽さんが産経新聞とのインタビューで明らかにした。曽さんによると、当局から「北輪五輪期間中は自宅に留まることを許されない」と言われ、北京五輪開幕前の7月20日過ぎから長女とともに大連のホテルに移るよう要求された。

 大連から北京の自宅に戻されたのは8月23日。「(当局は)もっと長期間、大連にとどめておきたかったようだが、私の母乳の出が悪く、長女の異変を恐れたようだ」と曽さんは話した。

 曽さんが胡氏と面会したのは9月25日、天津市郊外の刑務所だった。曽さんは当局から「(胡氏を)殴打することはしないが、われわれにはほかの方法がある」と威嚇めいたことを言われたという。

 今も胡氏との面会や手紙では社会問題について話したり、書いたりすることは許されていない。曽さんの自宅前では6人ほどが24時間態勢で監視しているといい、五輪後も中国の人権状況は改善されていない実態が浮かび上がってくる。

 ■胡佳氏 インターネットで中国の人権弾圧の実情を告発。2004年以降、たびたび拘束され、妻の曽さんが当局の対応をブログで発表、米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出された。



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